華麗な旋律に酔いしれて。作曲家ミシェル・ルグランの手掛けるおすすめ映画5選

2020 10/27
華麗な旋律に酔いしれて。作曲家ミシェル・ルグランの手掛けるおすすめ映画5選

あなたは、作曲家ミシェル・ルグランをご存知でしょうか。

ルグランの音楽は、きっとあなたも一度は耳にしたことがあるかと思います。

ヌーベルヴァーグの名匠ジャック・ドゥミ監督作品「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」といったフレンチミュージカル映画の傑作や「華麗なる賭け」のテーマ曲「風のささやき」などの映画音楽を数多く担当し、アカデミー賞にも3度輝いたフランス音楽界の巨匠として名を馳せたミシェル・ルグラン。

今回は、そんなルグランが音楽を担当した映画作品をご紹介いたします。

目次

1. 『シェルブールの雨傘』(1964年)

(C)cine tamaris 1996

まず紹介するのは、1964年公開のフランス映画『シェルブールの雨傘』。監督はジャック・ドゥミ、音楽をミシェル・ルグランが担当したミュージカル映画です。第17回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した作品でもあります。

■見どころ

舞台は港町シェルブール。ささやかだけれど美しい恋を育む自動車修理工の若者ギイ(ニーノ・カステルヌオーヴォ)と傘屋の少女ジュヌヴィエーヴ(カトリーヌ・ドヌーヴ)が戦争により離ればなれになってしまう様を綴った切ないラブストーリーです。

この映画はセリフの全てが歌になっている完全なミュージカル映画となっています。登場人物の喜怒哀楽が全て歌に乗せて表現されており、作曲家ミシェル・ルグランの表現力を堪能できる一作となっています。カトリーヌ・ドヌーヴ演じるジュヌヴィエーヴの上品でキュートなファッションやヘアスタイルも必見です。

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2. 『ロシュフォールの恋人たち』(1967年)

(C)cine tamaris 1996

次にご紹介するのは、1967年に公開されたフランス映画『ロシュフォールの恋人たち』です。『シェルブールの雨傘』同様、監督ジャック・ドゥミ、主演カトリーヌ・ドヌーブ、音楽ミシェル・ルグランによる作品となっています。

■見どころ

フランス西南部の街ロシュフォールを舞台に、美しい双子の姉妹の恋や夢をダイナミックなダンスや美しい歌たちとともに描いた本格ミュージカル映画です。カトリーヌ・ドヌーヴが、実姉フランソワーズ・ドルレアックと唯一共演を果たした作品でもあります。

ドリーミーな世界を盛り上げるジーン・ケリー、ジョージ・チャキリスら豪華共演陣の演技はもちろん、作曲家ミシェル・ルグランの胸躍るメロディーも必聴です。特に「双子姉妹の歌」は心躍る軽快なナンバー。

近年、日本でも大ヒットしたハリウッドミュージカル『ラ・ラ・ランド』のオープニングテーマにはこちらの「双子姉妹の歌」へのオマージュとも言われています。

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3. 『ローラ』(1961年)

(C)mathieu demy 2000

ジャック・ドゥミ監督が1961年に発表した長編デビュー作であり、ミシェル・ルグランとの初タッグ映画である『ローラ』も必見の作品。この作品から、監督ジャック・ドゥミ×音楽ミシェル・ルグランという名コンビが誕生しました。

■見どころ

舞台はフランス西部の港町ナント。フランスの名匠ジャック・ドゥミが1961年に発表した長編デビュー作で、初恋の男性を待ち続けるシングルマザーの踊り子ローラを中心に繰り広げられる恋愛模様を情緒豊かに描いた名作ラブストーリーです。

ローラ役は、フェデリコ・フェリーニ監督によるイタリア映画「甘い生活」(1960年)にも出演しているアヌーク・エーメ。彼女の凛とした美しさはもちろん、ミシェル・ルグランの切ない音楽も魅惑的な一作です。

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4. 『女は女である』(1961年)

©1961 STUDIOCANAL IMAGE – EURO INTERNATIONAL FILMS, S.p.A.

女は女である』ミシェル・ルグランが音楽を手掛け、ヌーベルヴァーグの巨匠、ジャン=リュック・ゴダール監督にとって初のカラー作品となったミュージカルコメディーです。主演はゴダール映画の永遠のミューズ、アンナ・カリーナが務めています。

■見どころ

『女は女である』は、“登場人物が歌わないミュージカルコメディ”という発想に基づいて制作されたラブコメディです。また、1933年のエルンスト・ルビッチ監督の 艶笑喜劇『生活の設計』のゴダール版リメイクであり、 行き過ぎた三角関係をモチーフとしています。

キャバレーの踊り子アンジェラは一緒に暮らす恋人エミールに、今すぐに子どもが欲しいと言い出す。エミールはそんな彼女に戸惑いを隠せない。そこへ、アンジェラに想いを寄せる青年アルフレッドが現れ……

本作品は、ゴダールとアンナ・カリーナの結婚後の第一作であり、ゴダールの愛おしさの隠しきれないアンナ・カリーナへの眼差しも見どころのひとつです。

また、カラフルでキュートな衣装やインテリアなどにも注目。ミシェル・ルグランによる軽快な音楽も心地よい作品です。

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5. 『ロバと王女』(1970年)

(C)2003 Succession Demy

ロバと王女』は、『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』『ローラ』のジャック・ドゥミ監督が、シャルル・ペローの童話「ロバの皮」をカトリーヌ・ドヌーブ主演で実写映画化し、フランスでドゥミ監督最大のヒットを記録したミュージカル映画です。音楽は『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』『ローラ』同様、ミシェル・ルグランが担当しています。

■見どころ

ジャック・ドゥミが子供のころに読んだ十七世紀フランスの詩人・作家シャルル・ペローの童話「ロバの皮」に魅了され、実写映画化された本作では、『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』同様、カトリーヌ・ドヌーヴが主演を担当しています。

遠い昔、銀色の城に王様と美しい王妃、素敵な王女がいた。ある冬の日、王妃は「再婚するならば自分よりも美しい女性を選ぶように」と残して亡くなった。世継ぎを望む王は、実の娘である王女に求婚する。困った王女は、王にさまざまな難問を出すのだが…。

豪華絢爛な衣装やカトリーヌ・ドヌーヴの美貌、そしてルグランによる幻想的な音楽が見どころです。

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フランス音楽界の巨匠ミシェル・ルグランが音楽を担当した映画作品をご紹介しましたが、いかがでしたか?動画配信サービスで気軽に視聴可能なので、おうち時間に是非チェックしてみてくださいね。

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1992年生まれの会社員兼フリーライター。化粧品メーカーでの勤務を経て、現在は広告会社でWEBマーケッターとして勤務しながら、フリーライターとしても活動しています。一人暮らし6年目に突入。好物はカレーライスです。
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